オリエントスターは「着ける悦び」「魅せる喜び」「繋ぐ慶び」の3つのコンセプトがあるので細部までこだわりがあって、見れば見るほど楽しい時計です。

こちらのモデルは力強くダイナミックな見た目が特徴で、モダンでスタイリッシュなデザインとなっています。

文字板は赤と黒の2枚のオープンワークを重ねています。下にある赤い文字板にはハニカム柄と言って六角形の柄を隙間なく並べています。上の黒い文字板の秒針の箇所には歯車のモチーフをあしらい、よりメカニカルなイメージを表現しています。

立体感と奥行き感があってタフで力強い印象を受けますね。テンプの動きやムーブメントのパーツを見せるスケルトンはとてもかっこいいです。

ケースは筋目加工のツヤ消しブラックで、ベゼルとの間にレッドのアルミパーツを挟み込みスポーティさを表現してします。
時分針やインデックスにはシルバーの囲みがあって、スケルトンなんですが視認性を高めています。さらに広い面積の蓄光も採用されています。

12時側にはパワーリザーブのインジゲーターがあります。５０という数字はこの時計が５０時間巻きなのであと５０時間動きます。という事を表しています。

腕に着けていればこのメーターは増えていきますが、仮に朝装着する時に０になっていたらふっても良いですし、リューズをある程度手で巻いてから装着すると良いと思います。

こちらのモデルはねじ込みリューズになっているので、まず６時側に回して緩めて下さい。ぽこっとリューズが出ましたら１２側に巻いて頂くと、ゲージが増えていきます。

このゼンマイを巻き上げる音と、ゲージが上がる感じがとても楽しくてよりいっそう愛着が深まると思います。こちらの操作や時刻合わせが終わりましたら、今度は押し込みながら１２時側に巻いて頂くと、リューズがロックされてお水の侵入などを防いでくれます。

裏蓋はシースルーバックになっているので時計をしていない時も、時計の鼓動を感じながら楽しむ事ができますよ。

バンドはカーフで柔らかいので、すぐに腕に馴染むと思います。表面にはパンチが施してあってとてもスポーティですね。文字板とケース同様、赤と黒のツートンカラーになっています。バックルは3つ折れのプッシュ式なので一度セットしてしまえば脱着も楽ですし、何よりバンドのダメージを軽減できるのが嬉しいポイントです。

ムーブメントの動きをゆっくり眺めながら楽しむ事もできますし、１０気圧の防水時計なのでアクティブにも使える、スポーティでファッショナブルな時計です。セカンドウォッチとしてもお勧めの１本となっています。

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