グランドセイコーの修理です。
時計を着ける際にカチッと閉まらない事はありませんか?歪みが原因のものは多いのですが、今回の場合は時計のクラスプ(留め金)のバネが破損していてロックされず、しっかりと留める事が出来ませんでした。
ビスを外してバックルを解体します。
丸印のバネが汚損して収まるべき所から外れていました。どうしても汗などで錆びてしまったり経年劣化しますからね。
バネ棒を分解して中のスプリングを利用します。
外径が大きいと収まりませんし細いと弱いのでちょうど良いサイズ見付けるのが意外と大変なんです。最後に長さを調節して組み立てます。
完成↓
メーカーからクラスプ一式を取り寄せる事もできますし、お困りの方は何なりとご相談下さい。
おかげさまで創業75年。時計修理・電池交換・指輪のサイズ直しやリフォーム加工・オーダー・記念日プレゼントなど、「タニダ」にお任せ下さい。
いいものいつまでも・・・。